保健科学東日本が行っている生化学検査の重要性

保健科学東日本でも実施している生化学検査は、蛋白・窒素成分検査や酵素検査、糖関連検査などの一般検査が含まれています。
生化学検査室が設置されており、それらの検査を適切に行えるような環境が整っています。
また、保健科学東日本では病院から預かった検体を最新の自動分析機を使い、翌日にはドクターの手元に結果が届くシステムも構築されています。
至急検査の場合は、検体が到着してから1時間以内に結果を報告することも可能です。
保健科学東日本が実施する糖関連の検査に関しては1本の採血管で血糖とヘモグロビンA1cを測定でき、患者さんの負担軽減につながります。
蛋白・窒素成分検査は、高蛋白血症または低蛋白血症が疑われる場合、腎機能のスクリーニング検査を行う場合に実施されるケースが多いです。
血清蛋白は肝臓で作られますが肝機能障害によって蛋白を合成する能力が低下すると数値も低下します。
尿素窒素は、腎臓で濾過されて尿と一緒に排泄されるのですが、その機能が低下すると血液中に増加してしまうのです。
そのため、腎臓に何らかの疾患が疑われる場合にこの検査を行います。
酵素検査は、内臓に炎症などの異常が生じていないか調べるための検査です。
炎症などが生じた場合、細胞から血液中に酵素が流れ出すため、その濃度を測定して病気の診断に役立てます。
酵素は炎症が起こっている部位によって異なり、肝臓の場合はAST(GOT)やALT(GPT)など、膵臓の場合はアミラーゼやリパーゼなど、心筋・骨格筋の場合はCK(CPK)やAST(GOT)などの酵素が見られます。
糖関連検査は、血糖や血糖に関連する物質、血中の血糖調整を行う物質を測定するために行われる検査です。
検査することにより、糖尿病の病態を把握できます。
検査の項目には、血糖や尿糖、インスリンなどが含まれています。
保健科学東日本では一般検査も行っていますが、より詳しく調べるために行われるのが生化学検査です。
何らかの異常が体に起こっていないか、どの部分に疾患や炎症があるのか、栄養状態がどうなっているのかなどを知る指標になります。
また、服用している薬の血中濃度も調べられるため、治療方針の決定にも役立つでしょう。
保健科学東日本が行っている生化学検査は多岐にわたり、最新の機器を使用しているため、スピーディーに診断結果をお伝えできます。
患者さんの負担を軽減できるように、少ない検体でも結果を出せるような取り組みも行っております。