保健科学東日本は薬品を必要な所に届ける役目を持つ
保健科学東日本は、集団検診・水質検査・食品衛生検査などの臨床検査や、医療用・介護用機器の販売などを行っている企業ですが、医薬品や医薬部外品の販売、輸入に関する業務も行っています。保健科学東日本が担っている医薬品などの輸入業は、私たちの健康を支えているといっても過言ではありません。
私たちは病気にかかった時、治療薬で治すことが多いです。薬は製薬会社が製造販売しているもので、使用用途によって種類が分けられています。薬品はたくさんの種類があり、大量に使用されていますが、特に医薬品や医薬部外品は人の健康と生活を支えている重要なものです。
日本には製薬会社があり国内でも薬の生産が行われています。国内の製薬会社の能力は優秀ですが、薬品を世界全体でみた時、薬品製造においての主導権は海外の製薬会社にあるのが現状です。海外の製薬会社は数も多く、規模も大きい所が多いので、日本の製薬会社では生産という面ではどうしても追いつけない部分もあります。 日本で必要な医薬品や医薬部外品は、国内でも十分な量が製造されています。しかし、日本で製造された薬品はどうしてもコストがかかるため、価格が高めです。特に価格が影響するのが医療の現場で使われる医薬品で、基本的には医療機関で使われる医薬品は日本で製造されたものが使用されますが、コスト面では海外製品に比べると劣るものも多くあります。
また、薬には開発した企業は一定期間独占販売できるため、海外で開発された新薬を日本で使用したい場合、ライセンスを得て国内で作るか、輸入するしか入手方法がありません。新薬は効果的であれば日本でも生産するために必要なライセンスを得る、または傘下の企業が生産しますが、時間がかかります。たとえ厚生労働省から承認を受けたとしても、日本ですぐに使えるようにするには輸入しか手がありません。 薬に限らず、輸入は日本では重要なものですが、薬品の輸入は健康の維持や生活の維持には絶対に必要であり、供給が不足すれば混乱を招きます。そのため、いろいろな企業が薬品の輸入と販売をしていますが、保健科学東日本もその中の1つです。保健科学東日本は、海外から薬品を輸入して販売することで、医療現場など、医薬品や医薬部外品を必要とする企業を支えています。薬品は意外と身近なもので、私達の生活には欠かせないものになっています。その薬品を十分に供給することも、保健科学東日本の大事な役目となっています。